目次 (参照される項目をクリックしてください)



  1.ワーク・ライフ・バランスとは・・  

  2.次世代育成支援対策推進法(以下、次世代法)で求められていること  

  3.両立支援取組のメリット  

1.ワーク・ライフ・バランスとは・・

* 「ワーク・ラーフ・バランス」とは、性別や年齢などに関係なく、働く人の仕事と生活全般のバランス(両立) を支援する考え方です。「生活」の中には、子育てや家庭生活だけでなく、地域活動や趣味・学習などあらゆる活動が含まれます
* 「これらの活動のうち、特に子育てに対する支援を自治体・企業・個人がそれぞれの立場で取組を行うことを定めた次世代法が 平成17年4月1日に施行されました。
* 次世代法では、企業にも、従業員が仕事と育児を両立しやすくなるような取組を行うことを求めています。こういった取組は、人材確保などの観点から、企業にとっても有効です。



⇒目次に戻る

2.次世代法で企業に求められていること

* 従業員の仕事と生活の両立を支援するために、職場環境の見直しなどを行うための「一般事業主行動計画」を策定することです。
* 従業員101人〜300人の企業は、平成23年4月1日以降、この計画を策定し滋賀労働局へ提出すること、従業員へ の周知及び公表が義務化になります。
* 従業員301人以上の企業については、既に「一般事業主行動計画」の届出等は義務となっており、ワーク・ライフ・バラ ンスの取組を行っています。

 

⇒目次に戻る

3.両立支援取組のメリット

くるみん

* 「一般事業主行動計画」を達成し認定されると、商品・役務・広告等に認定マーク(くるみんマーク)を付けることができ 「働きがいがあり、働きやすい企業」あるいは「社員を大事にする企業」としてPRできます。
<ワーク・ライフ・バランスの四つの効果>
@いい人を惹きつける効果・・・従業員に優しい、魅力ある企業のイメージから、優秀な人材の採用が有利となり、従業員も定着します。
A頑張る気持になる効果・・・・従業員の就労意欲や満足度が向上し、頑張る気持になります。
B生産性が向上する効果・・・・組織・業務体制の見直しや、仕事の進め方・時間管理の効果で、 生産性が向上します。
C企業イメージが向上する効果・・・・学校行事や地元行事に参加する機会が増え、また会社施設の地元提供や就業体験を受け入れる事によって、企業イメージが向上します。


⇒目次に戻る